はじめに:【悲報】転職の先延ばしは百害あって一利なし
未経験からエンジニアに転職を迷ってるなら、本当に早い方がいい。
1. 早くスキルが身につく
2. 今ITと無縁の仕事をしてるなら、時間が無駄になる可能性が高い
3. 早く収入が上がる
4. 独学で学べることは限られてるので、早く現場でスキルをつけれる※ 先延ばしにすることのメリットない気がする
— 有人@実務未経験でフリーランス (@alse0903) February 1, 2019
こんにちは。
フリーエンジニアのアルト(alse0903)です。
今日は、上記のツイートについて、深く堀り下げて解説していきたいと思います。
昔は、プログラミングを学習しようと思えば、書籍を読むしかありませんでした。
しかし最近は、プログラミングスクールなどが普及したこともあって、未経験からでもエンジニアに転職するハードルが以前と比べてグッと下がりました。
なので、未経験からでもエンジニアになることは可能ですが、「未経験からエンジニアに転職するのであれば、20代のうちがオススメですよ」というのが、本日のお話です。
理由1:今、ITと無縁の仕事をしているなら時間の無駄になる
仮に、エンジニアに興味はあるけど、全くの他業種で現在働いているというのであれば、時間が無駄になる可能性は非常に大きいです。
IT以外の職種であれば、前職での営業経験であったり、電話サポートをしていたという経験が活きることもあるかもしれないです。
しかし、エンジニアに関しては、プログラミングやインフラの構築など、作業内容が全く異なることをやるので、現職のスキルを活かせるかというと99%厳しいです。
そのため、どうせエンジニアになるのであれば、早い段階で現職に見切りをつけてエンジニアに転職し、時間を無駄にすることなく、ITスキルを身につけたほうが得策です。
今では、未経験からでもエンジニア採用をしている会社が多くあり、大手Sierなどでは新卒社員の4割ほどが文系出身でプログラミング経験もない学生を採用しているほどです。
未経験からのエンジニア転職は、下記の記事も参考にしてください。

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理由2:早く収入が上がる
IT業界の平均年収は他業界と比較してもずば抜けて高いです。
普通に、新卒の初任給が30万を超えていて、ボーナスなども含めると1年目から年収400万円を超えているケースも多々あります。
前述したように、新卒の中にはプログラミングをやったことのないレベルの初心者ももちろん混在している訳で、1年目から会社に利益をもたらしてくれるわけではありません。
それなのに何故、年収が高いかというと、純粋に会社が儲かっているからです。笑
要は、個人の能力が一緒でも、どの業界に身を置くかで、年収に大きく開きがあります。

理由3:独学で学べることは限られている
僕が実際の開発現場に初めて行ったときに一番に感じたことは、「プログラミング以外にも、勉強しなければ多いことって多いんだな」ということでした。
例えば、実際の開発現場では、下記のようなことが必要です。
・チーム開発ではコードレビューをしながら開発を進める
・Slackやテャットワークなどのコミュニケーションツールを用いる
・BacklogやTrello、Redmineなどのタスク管理ツールを用いる
・ソース管理にはGithubやSVNを用いる
あげだしたらキリがありません。
このようなツールは、実際に業務で使ってみないとイメージが湧きにくいし、独学では利用する機会がありません。
また、独学だけでプログラミングを学ぶと、自己流のプログラムを組みがちになります。
実際の現場では、読みやすさ(可読性)やメンテナンスのし易さ(保守性)を考慮したプログラミングが求められます。
しかし、独学だけでプログラミングを勉強していると、「プログラムとしては動くけど、コードは全然ダメ」という状況が起こりやすく、その事自体にも気がつかないケースが非常に多いです。
プログラムは、動けばいいという訳ではないので、この点は実際に現場に入って、エンジニアから直接教えてもらうのが一番の近道です。
もちろん、プログラミングの基礎は独学で可能だし、転職活動前に勉強していれば面接で有利です。
しかし、いつまでも独学をするのではなく、1〜2ヶ月ほどUdemyやProgateで勉強すれば、あとは現場に入ってしまうのが一番効率がいいです。

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まとめ:転職の先延ばしは ”百害あって一利なし”
繰り返しになりますが、未経験からのエンジニア転職の先延ばしは、百害あって一利なしです。
先延ばしにすることの、デメリットがとても大きいと思います。
また、未経験からエンジニアに転職しやすいのは20代であり、ギリギリ30代という感じです。
これは企業側も、自社で未経験の社員を雇うということは、教育コストもかかり、それを回収する必要があるからです。
20代であれば、新しいことに対する吸収力も高く、早期にエンジニアに育て、会社の中枢として働いてもらうことが望めますが、年齢が上がるに連れて、逆にリスクのほうが大きくなるからです。
企業としても、採用コストや教育コストをかけて採用する以上、利益を出さなければ雇用するメリットがありません。
(もちろん、40代を超えても未経験からエンジニアになる方はいますが、若者よりも努力する意識が必要かと思います。)
まずは、20代にしろ、40代にしろ、まずは転職エージェントに無料登録して、相談するのが最も効率的です。
また、エンジニアに興味がある人だけではなく「特にやりたいことは決まってないけど、何となく今の仕事をしている」という人も、とりあえずエンジニアになっておくとメリットが大きいです。
今の仕事が本当に天職で、自分のやりたい仕事ができてるという人は別ですが、そうではないなら、とりあえずエンジニアになっておけば、年収は上がるし、他業種に比べて割と簡単に稼げますよ。ってお話です。
「やりたいことがないなら、とりあえずエンジニアになっておく」というのは非常に賢い選択です。

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