【ブラックなSier企業あるある】
・トイレが安心できる唯一の場所
・トイレの時間が異様に長い
・トイレが全部埋まってて入れない
・始業時間からトイレが埋まってる
・トレイの中で携帯触ってる
※ トイレの中が一番落ち着く←
— 有人@実務未経験からのフリーランス (@alse0903) September 19, 2018
どうも。フリーエンジニアのアルト(alse0903)です。
今日は、IT業界におけるブラック企業とホワイト企業の見比べ方についてお話したいと思います。
これはとてもシンプルです。
100%という訳ではないですが、“受託開発の会社は避ける“ ことです。
大きく分けて、IT企業は以下の2つに分かれます。
1. 受託開発:他社の要望に沿ったシステム開発を行う企業
例) ここには書けません(笑)
2. 自社開発:自社でサービスを持ちコンテンツを運営している企業
例)yahoo、メルカリ、フリル、GREE、サイバーエージェントなど
僕が受託開発の企業をオススメ “しない” 理由

① “受託” ゆえに残業時間が長くなる
一番大きな理由はこれです。
受託開発の最も大きいデメリットは、他社から依頼されたシステムを開発しているので、納期が決められているということです。
つまり、何月何日までにシステムを完成させないといけないと決まっており、納期に遅れるということは企業の信用問題にも直結するので、納品が近くにつれて、プロジェクトに遅れが生じると、残業をせざるをえなくなります。
僕も受託開発の現場に携わったことがありますが、リーダーのエンジニアは終電までコーディングするのが当たり前になっていたり、自分の作業が終わっていても定時で帰るのが申し訳ないような雰囲気が漂っていたりと、“定時退勤 = 悪“、”残業 = 当たり前“ みたいな意味不明なことが当たり前になっている現場もあります。
② 技術力が身につきにくい
受託開発では、基本的にクライアント企業の仕様通りにシステムを完成させることが絶対なので「ここはこうやって書いたほうが効率的なのに・・・」とか「ここのコードはこう書いたら後から楽なのに・・・」と思っても、自由に意見を出したりすることができません。
そのため、どうしてもエンジニアのコーディング力が身につかないことが多いです。
また、受託開発で受ける案件の多くは、企業で利用するための業務システムであることが多く、その中には古い昔の技術だけで完成してしまうようなシステムであったり、また既存システムの作り変えなどの場合は、特に昔のプログラムを少し書き換えて開発を行うこともあるので、最新の技術が身につきにくいです。
また、受託開発では前述の通り、クライアントの要望に沿ったシステムを納品するため「ここって、こう書いたら見た目がかっこいいのに・・・」とか「こういう機能があったら、使う人がとても便利そう」などのアイディアがあったとしても、それをシステムに組み込むことができません。
特に、将来フリーランスのエンジニアとして独立して、自分のコンテンツを生み出していきたい人にとっては致命傷です。
しかし、グループで開発を行うというエンジニアの基礎の部分はしっかりと学ぶことができるので、チーム開発の基礎を学びたいという人は絶対にナシという訳でもないですが・・・
なぜ、自社開発の企業がオススメなのか

① “自社” 開発なので時間にゆとりがある
自社で開発を行なっている場合、ある程度の納期はもちろんありますが、“この期日までに納品をしないといけない” という訳ではないので、時間や心にゆとりを持って開発を進めることができます。
そのため、無理な残業を強いられたりすることがないので、必然的に残業時間も受託開発と比べると少なくなる傾向にあります。
② 技術力を磨きやすい
自社開発の場合はクライアントからの依頼を受けて開発している訳ではなく、自分たちの作ろうとしているシステムを自分たちの手で開発してます。
そのため「こんな機能があったらユーザが喜ぶかな」とか「このようにコーディングをしたら、より効率のいいアルゴリズムを組めるんじゃないかな」など様々なことを考えてプログラミングをする機会が多いです。
また、最新の技術を流行りのサービスを導入してみたりと、エンジニアの技術力が向上しやすいのも大きなメリットです。
特に、将来的にフリーエンジニアとしての独立を考えている場合は自社開発を行なっている企業で技術力や発想力などを養うというのもオススメの働き方です。
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まとめ:自社開発がオススメ(基礎を学ぶなら受託開発もなしではない)
転職するにしても、フリーランスでの現場の選び方にしても、上記は共通して言えることなので、一つの指標にはなるかと思います。
特に、独立思考の強い人には自社開発をしている企業で働くことをオススメします。
しかし、エンジニアとしての技術力を向上させるには、地道にコツコツと、自分でアプリを作ってみたり、システムをプログラミングしてみたり、好奇心を持って色々プログラミングしてみることが一番ですけどね!!
エンジニアとしての転職を考えている場合や、フリーエンジニアとして独立を考えている場合などはエージェントに希望を伝えておくことで、自社開発を行なっている企業を紹介してくれます。
また、言うまでもないですが、ブラック企業で勤めているという自覚のある人は、今すぐにでも転職をすることをオススメします。


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