こんにちは。
フリーエンジニアのアルト(alse0903)です。
最近は、正社員という働き方だけでなく、フリーランスという働き方をする人が増えてきています。
今日は下記のツイートについて解説していきたいと思います。
大卒は就職が有利て理由で大学行く人多いけど、それなら大卒の資格には価値あるけど大学そのものには全く価値がない件
エンジニアも同じ。フリーなる前に実務経験を積む目的で就職するなら、どこに就職したかより何を経験したかが大事なので、雑務の多い大企業より経験のつめるベンチャーがオススメ
— 有人@実務未経験でフリーランス (@alse0903) September 11, 2018
はじめに:学歴とは大企業への切符
基本的に、大企業へ就職しその中で出世したいと考えている人は、学歴が高いに越したことはありません。
企業の面接に進む前の書類選考の時点でお見送りになってしまうこともあります。
というのも、企業にとって、フリーエンジニアを雇うリスクと正社員を雇用するリスクは、比べ物にならないくらい正社員を雇うことのほうがリスクだからです。
フリーエンジニアとの契約であれば、基本的には3ヶ月などの短期間ごとに契約を更新していくので、仮に契約したエンジニアに問題が多い場合(遅刻が多いや、圧倒的にコミュニケーションが取れないなど)は更新の際に契約を解除することができます。
しかし、正社員として雇った場合は、法律上、簡単にクビにすることができません。
そのため、企業側も正社員を雇用する際はより慎重になります。
しかし、初めて会う人を2〜3回の面接のみで見極めるのは難しく選考する上での判断基準がないので、学歴というある程度は目に見える指標を用いて選考を行います。
(というより、選考段階で、その人がどれくらい能力が高いのかを正確に測る指標がないので、学力というものを数値化した指標である学歴を選考対象に入れるしかありません。)
※ なので、学歴は大企業への切符であって、入社後の昇進・昇給には一切関係ないです
つまり、大企業の正社員というステータスを目指すのであれば、高学歴と呼ばれるレベルの大学を卒業して、就職活動をするのが一番の近道です。
フリーエンジニアを目指すなら
しかし、正社員ではなくフリーランスのエンジニアを目指すのであれば、学歴は一切関係ありません。
(そもそも、僕がフリーエンジニアになった際に提出したスキルシートには、大学名を書く欄すらありませんでした。)

また、フリーエンジニアの前段階として、ベンチャー企業で正社員をやるとしても、特に社員の平均年齢の低いベンチャー企業では学歴はあまり重視されない傾向にあります。
それよりも、本人のやる気やポテンシャルのほうが重要視されます。
(大企業では、上層部の平均年齢が高く、昔ながらの高学歴好きのおじさんが多いのも理由の一つだと思います)
そもそも、フリーエンジニアは、一度、企業に常駐しても永久的にその会社で働くわけではないので学歴が重要でないのも必然です。
基本的に、企業がフリーエンジニアと委託契約を結ぶ目的は、プロジェクトに参加してもらいシステム開発を進めることなので学歴は重要視されず、ある程度プログラミング(1年程度の実務経験)ができればOKです。

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学歴よりスキル
上記の通り、正社員のエンジニアを目指すか、フリーランスのエンジニアを目指すかで、求められるものが違います。
大企業の正社員エンジニア:学歴
フリーエンジニア:プログラミングスキル
僕も高校生くらいまでは「大企業に入って出世したい」とか考えていましたが、実際に大企業に入社してみて考え方が180°変わりました。
実際に大企業に入社したのはいいけど、給料は少ない、満員電車は苦痛、長期休暇を取るには上司に確認がいる…など、僕にとっては全く合わなかったです。
それと同時に、受験勉強を頑張ってまで取った学歴が、入社してからは何の価値も生まないことを知って愕然としました。
また、大企業では若手のうちはあまりスキルが身に付かず、資料作成などのいわゆる書類関係の能力だけが上がります。
しかし、ベンチャー企業では、若手のうちから裁量のある仕事を任せてもらう機会が多くスキルが付きやすいです。
(大企業で10年かけてつくスキルを、ベンチャー企業では1〜2年程度でつけることができます)

まとめ
フリーエンジニアに求められるものは、学歴や経歴(今までどの会社で働いていたか)よりも、今まで何を経験してきたかです。
そのため、フリーエンジニアになって高収入を目指すというのであれば、大企業よりもベンチャー企業を狙うほうが圧倒的に効率がいいです。
特に、エンジニアという仕事は特別な資格も必要ないし、やる気さえあれば未経験でもベンチャー企業へ就職することができます。
今の仕事がおもしろくない人や、満足のいく収入を得られていない人は、プログラミングスクールやUdemyなどの動画教材で勉強して、派遣社員やベンチャー企業で1〜2年の実務経験を積んで、フリーエンジニアになるのが得策だと思います。

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