どうも。フリーエンジニアのアルト(alse0903)です。
僕も最初にフリーランスエンジニアに対して上のような疑問がたくさんあったありました。
今日は、フリーランスエンジニアになる前に訪れる疑問や不安要素に対してお答えしていきたいと思います。
フリーランスエンジニアって安定して稼げるの?

僕が正社員時代に一番考えていたのは、この疑問です。
そもそも、会社に在籍していれば、やるべき仕事を会社から割り振られるけど、フリーランスになったら仕事すら自分で見つけないといけないから、企業に対して自分で営業かけて仕事の契約を取るとか100%無理だと思っていました。
そもそも営業活動なんてしなくていい
最初に言っておきますが、自分で企業にアポ取って営業する必要なんて全くないです。
安定して稼げるか稼げないかって言う問題は、言いかえれば安定して仕事を獲得することができるかできないかです。
営業活動に関しては、エージェントという存在があってフリーランス向けに仕事を紹介することを事業としている会社がゴロゴロあります。
エージェントは基本的に、フリーランスで独立した人に向けて案件を紹介することを本職としてご飯を食べているわけなので、フリーエンジニアが仕事がなくて困っているということは彼らはご飯を食べていけない訳ですw
それに今の時代、特にエンジニアはどこの企業でも人手不足ですが、それに対して開発などの案件は星の数ほどあります。
つまり、需要に対して供給が全く追いついていない状況というのが今のIT業界です。
今のIT業界がいかに売り手市場かということが分かる指標として「有効求人倍率」という指標があります。
これは、一人のエンジニアに対していくつの仕事があるかという数値です。
有効求人倍率はなんと2.87倍

これを見てみると求人数に対してエンジニアの数が圧倒的に足りていないことが分かります。四捨五入すると有効求人倍率は約3倍です。つまり、一人のエンジニアに対して3つ以上の仕事があるという仕事が有り余ってる状態なわけです。
そして、このような売り手市場だからこそエージェントという、フリーランスと企業の架け橋となるビジネスが成り立つわけです。
エージェントに登録したら一度面談をするのですが、その際に自分の希望条件(出勤時間や勤務地)や経歴などを伝えておけば、その条件に適合する案件を探してきてくれます。
基本的には2〜3日ほどあれば、次々と案件の情報がメールで送られてきます。

自分のスキルでもフリーエンジニアになれる?

正社員・派遣社員でエンジニアやってる多くの人が思っている疑問だと思います。僕もフリーになる前はそう思ってました。
結論から言うと「余裕でなれます」
どういうことかと言うと、そもそもITでいうスキルってなんだと思いますか?ってところなんですよ。
どれだけ経験のあるエンジニアでも、どれだけコードを書いてきたプログラマーでも、IT業界の技術って常に進化し続けているので全ての分野を理解するなんてまず不可能な話ですw
だってiphoneとかandroidとかのスマホが出てきたのってほんのここ10年ですよね。なら例えばiphoneのアプリを開発するにはObjective-CとかSwiftって言語を使うわけですが、iphoneが日本にやってきた頃にObjective-CとかSwiftとかできるエンジニアとかそこらじゅうにいると思いますか?って話です。
つまりは、iphoneという新しい技術が誕生してから、それに関する技術を独学で勉強してiphoneアプリを開発してるわけですよ。
エンジニアのスキル = ググり力
エンジニアのスキルとは、前提の知識がどれだけあるかではなく、分からないことをどれだけ検索して調べることができるか(=ググり力・検索力)です。
僕も現場に入ると全く知らないことが山のようにありますが、毎度Googleで検索して解決してる感じですw
そもそも現場でプロジェクト・マネージャをやってたり、リーダーのエンジニアの方も毎回分からないことをGoogleで検索しています。
「私、スキルつけてからフリーランスなります」って人がよくいるんですが、あまりオススメしないです。だってつけるべきスキルはそこじゃなくて「検索力」だから。
スキルをつけてからとか言ってる間に定年迎えますw
そりゃ、全くプログラミング経験ない人がいきなりフリーランスになるとかだと厳しいですが、1年くらいのプログラミング経験があれば、あとはプログラミングスキルなんて現場に入ってからいくらでも身につきます。
そしてエンジニアのスキル(=検索力)は現場でエラーが起こったり、プログラミングで詰まったりしたときにしかつかないです。

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僕プログラミング未経験なんですが・・・
僕の周りにも「IT企業では勤めてたけど実際にプログラミングはやっていなかった」とか「アパレル業界で働いているけど給料が低いからスキルをつけたくて独立したい」といってフリーランスになった友だちが何人もいます。

実際に彼らは、パソコンを購入するところから始めてプログラミングの概念すら知らない状況からたった1年でフリーランスのエンジニアになって月収50万ほど稼げています。
フリーランスのエンジニアとしては月収60〜80万以上が相場なので飛び抜けてるわけではないですが、プログラミング完全未経験から1年でプログラミングで45万以上稼げているわけですよw
彼らはプラス1年も経験積めば月収60万以上全然取っていけると思います。
IT業界以外じゃこんなことめったにないですw
そんな彼らが1年間どのようなことをしていたかというと
1. プロゲートのRuby、HTML、Javascriptを一通りやる
2. Rails チュートリアルをやる
プラスα. (プログラミングスクールに通ってみる)
4. 自分の考えたアプリを作ってみる
この3つを一年間かけてやっただけです。
基本的に1. 2. を一通りやればプログラミングの基礎は余裕で身につきます。
僕もRubyというプログラム言語は全く使ったことがありませんでしたが、上の3つをやっただけで60〜80万の案件を獲得することができました。
前述の通り、IT業界では深刻な人手不足なのでプログラミング経験が浅くても全然仕事を探す上では困らないのが現状です。

プログラミング未経験者はまずはRubyから
プログラミングを全くしたことない人がフリーエンジニアを目指す場合、よくある質問なのですが「どの言語を勉強すればいいですか?」という質問です。
これは一択で「Ruby」をオススメします。
まずは下の表を見てください。

これを見ていたら「Pythonとかとてもいいんじゃ」と思うかもしれないですが、Pythonは人工知能とかにもよく使われていて初心者がいきなりこの言語を勉強するのはオススメしないです。また「Perl」は案件数が圧倒的に少ないのであまりオススメできません。
また、案件数で言うとJavaが一番多いのですが、こちらも習得難易度が結構高いです。
しかし、Rubyはとても習得難易度が比較的低く、かつ高単価を狙いやすい言語でもあるのでとてもオススメです。
またWeb系の言語でありとても需要があるのが特徴です。
また、プログラミング言語は一つの言語を覚えてしまえば、他の言語は方言の違いのようなものなのですぐに習得することができます。
なので、まずはプログラミングを勉強してフリーランスになりたいというのであればRubyがオススメということです。

自分なんかがフリーランスになれる?

これも、あるあるの質問です。
よく3年くらいJavaやってるのに「僕のスキルじゃ、まだまだフリーなんて無理です」って言ってる人いるんですが、そもそも前述の通り分からないことは現場に入ってから調べたらいいです。
実際に僕も、IT企業で1年だけ勤めていた経験がありますが業務ではプログラミングを一回もやってないです。
それもで、少し不安だと言う人は、初心者でも積極的にフリーエンジニアとして採用を行なっているエージェントを利用するのも手だと思います。
それに、全て理解してから現場に入るとか言ってたらその間に求められるスキルが変わるかもしれないです(ITの技術は毎年新しい技術が誕生しているので)
僕もフリーなる前は「なんでも一人でこなせるスーパーエンジニアじゃないとフリーでやっていくなんて無理」って思ってましたから気持ちはめちゃめちゃ分かります。
まーたまにいますけどねw 本当になんでもできて、知識量もとても豊富で、何聞いても答えられるレベルのスーパーエンジニアw
けど、そんなレベルにならなくても月収80万くらいまでなら努力の範疇です。
けど、実際に現場に入ってみると「こんなレベルでフリーになれちゃうの?」って思いました。
結局、分からないことが出てくれば、ネットでググるとか周囲にちょっと聞いてみるとかで全然対応できるんです。

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