どうも、フリーランスエンジニアのアルト(alse0903)です。
僕は正社員SEを1年経験し、その後フリーランスのエンジニアとして独立しました。詳しい経緯はこちらです。
今回はなぜ僕が、大企業の正社員というステータスを捨てて、フリーランスエンジニアとして独立をしたのかという理由を説明します。
理由1:フリーランスになって収入が3倍になる

まず僕がフリーランスになった理由はこれです。
「結局、金かい」って思う方もいるかもしれませんが、そこは大事ですw
だって考えてみてください。正社員であれ、派遣社員であれ、アルバイトであれ、労働している全ての人は自分の時間を差し出した対価として収入を得ているわけです。
つまり、働いた時間 = お金 ということです。
そして、人間に与えられている時間。この24時間だけは唯一人間平等なわけです。
中には「正社員は安定」とか「正社員はボーナスが」とか言う人もいますが「正社員ってそんなに安定ですか?」と問いたいです。
まず、終身雇用なんて言葉はもはや死語ですし、あなたの会社が10年後も残っている保証ってありますか?
そもそも10年後も今と同じ職場で働いていると思いますか?
ちなみに【midworks】という、正社員待遇の保証で、もしも案件が見つからないときは、収入を保証してくれるエージェントまで登場しています。

また、ボーナスがあるって言ってもそもそも基本給が低い正社員であればボーナスも低いわけです。

このデータによれば、夏のボーナスは平均で54万円とかです。
フリーランスエンジニアになれば、60万〜80万くらいは平均してもらえるので、毎月がボーナスってことです。(ちなみにプログラミング業務未経験だった僕でも、手取りでこれくらいもらえてますw)
有名なエージェントであるレバテックフリーランスによれば、フリーエンジニアの平均年収は801万円だそうです。
業務内容はフリーランスも正社員も大差ない
正直言って、フリーエンジニアも正社員エンジニアも業務内容はそこまで大差ないです。
では、なぜここまでフリーエンジニアの年収が高いかというと、会社にマージンを搾取されていないからです。

よくありませんか?客先に常駐して何かのシステムを開発する的な案件w
常駐先の企業からあなたの会社へは、エンジニアを1ヶ月お借りするということで最低でも月60万〜80万円ほど支払いをしているわけです。
しかし、会社がその中から30万ほど抜いてあなたに給料を支払っていおり、そこからさらに税金が引かれたりするので、手取りが20万から30万とかになってしまうわけです。(ちなみに、後述しますが、フリーエンジニアになれば節税をすることで正社員よりも支払う税金を低くすることができます)
ところが、フリーランスエンジニアになった場合は、会社に雇われていないので、マージンを抜かれることがありません。
最初はエージェントに案件を探してもらうことになると思うので、そちらに営業手数料は支払う必要はありますが、だいたい契約単価の10%とかそれくらいです。
つまり60万/月のエンジニアであれば54万、80万/月のエンジニアであれば72万が毎月手取りとして入ってくるわけです。
2:圧倒的に自由な人生が送れる

僕がフリーランスエンジニアとして独立した理由のもう一つがこれです。
そもそも労働って何のためにしてますか?って話なんですよね。
結局は”生きる”のために月〜金まで働いている人が多いはず。
けど、いつのまにか「生きるために仕事をしている」はずが「仕事をするために生きている」に変わってる人が多いんです。
仕事は手段であり目的ではないはずですが、いつのまにか逆になってるんですよね。(特にIT業界に多い)
フリーランスに残業という概念はない
労働時間に関しては正社員と違ってフリーランスエンジニアは”稼働時間”という概念です。
これは、一ヶ月の清算幅というものが案件によって定められており、例えば清算幅が140-180時間という契約であれば、一ヶ月に最低でも140時間働けば、60万や80万といった月単価がもらえます。(もちろん180時間を超えた分は追加でもらえます。)
・東京では140 – 180時間/月
・大阪では150 – 190時間/月
そのため、正社員やってると「職場での無駄な飲み会」「業務以外の雑務」「周囲の人が残ってるから帰りにくい」とか、いろいろと理由つけて”残業”をすることが多いと思いますが、フリーランスエンジニアであれば、自分のタスクさえ終わっていればすぐに直帰できます。
1〜6ヶ月の休暇だって取得できる
正社員エンジニアであれば、毎月会社に出社しなければなりません。
有給などがあるといっても年に10〜20日程度が平均ですし、そもそも20日連続で有給なんて取得させてくれる会社なんて絶対ありませんw
しかし、フリーランスでは企業と契約をする前に案件自体が何ヶ月の契約であるかという情報をもらえます。
例えば、3ヶ月の案件にアサインすれば、「4月〜6月までの契約」みたいになるわけです。
つまり、6月以降の選択肢は2つです。
① 7月からの案件を探す
② だいぶ稼いだし海外旅行にでも出かける
僕は「2. 」の選択肢を取れることがフリーランスエンジニアの最大の魅力だと思います。
そもそも月60万〜80万をもらっていれば、正社員の2倍〜3倍の給料をもらっているということです。
言い換えれば、生活水準を上げなければ4〜6ヶ月働けば、後の6〜8ヶ月は仕事をしなくても生活できるということです。
その休みで旅行に行ってもいいし、別の事業をしてもいいし、人生の幅がかなり広がります。
「サクッと稼いで半年くらい仕事しない」みたいな働き方だってできてしまう訳です。
働く場所を自分で決めれる
フリーランスエンジニアはずっと同じ職場で働く訳ではないので、自分のライフスタイルに合わせて職場を決めることができます。
「家から近い新宿がいい」とか「電車一本でいけるから渋谷で!」とかの希望が通っちゃうわけですよw
僕は朝の満員電車がとても苦手なので、家からバイクで通える範囲(雨の日は車w)かつ通勤時間も30分以内という希望をエージェントに伝えてあります。
その条件に適合する案件をエージェントが探してくれてるわけですから、本当にありがたいです。
また、「フリーランス = 自宅勤務できる?」って思う人が多いんですが、最初からはちょっと厳しいです。
そもそも企業側も、その人のスキルとかも把握できていない状態で「いきなりリモートで仕事します」って言っても流石に厳しいわけです。
最初は客先常駐で働き、クライアントと信頼関係を築いた後、リモートで仕事しますってことはあったりします。
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所得税を節約しやすい

フリーランスエンジニアに限ったお話ではありませんが、そもそもフリーランスとは個人事業主という立場にあたります。
会社員であれば所得に対する税金の計算などを会社が勝手にやってくれているのですが、個人事業主は自分で確定申告を行い所得税を納税します。
そもそも所得って?
学生時代、僕はあまり知らなかったのですが、収入と所得は全くの別物です。
簡単に説明すると
収入:年内に口座に振り込まれたお金
所得:収入から必要経費を差し引いた金額
つまり、
所得 = 収入 – 必要経費
ということです。
節税できることのメリット
フリーエンジニアの経費ってパッと思いつくだけでもたくさんあります。
プログラミングするためのパソコン、携帯電話の通信費、家のインターネット回線の固定費、昼食代、夕食代…
あとは、一定の条件を満たすことで家賃なんかも経費として申告できます。
日本は累進課税の国家なので、所得が多い人ほど多くの税金を納めなければなりません。
しかし、必要経費に計上できるものが多ければ多いほど、所得を低くできるので支払う税金が少なくなるということです。
ちなみに、所得税率は以下の通りです。

こうして見てみると、年収4000万円以上ある人は45%(約半分)も納税しなければいけないってヤバイですねw

けど、仕事ってどうやって見つけるの?
「フリーランスになったら、自分で営業とかかけないといけないのですか?」
よくある質問です。
確かに、一昔前まではそうでしたが、近年ではフリーランスエンジニアのために案件を見つけてきれくれるエージェントという存在があるので、特に営業力に自身がなくても問題ありません。
僕も自分で営業とかかけたことないですw
自分の希望する条件とか勤務地とかをエージェントに伝えておけば、3日くらい以内に次々と案件を紹介されます。
その中で気に入った案件があれば面談(といっても面接ではないので固い感じではないです)をして、双方の条件面等が一致すれば契約成立という流れです。
しかも、面談にはエージェントの方が同席してくれるのでコミュニケーション力など不安な人もその点は安心です。
なので、案件を獲得するには営業力が必要というのは誤解です。
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最後に
以上が、僕が経験1年でフリーランスエンジニアに転身した理由です。
そして、若い時って日本だと年収もほとんど上がらなくて、平均年収高めのIT業界ですら、20代、30代では600万にも到達しないです。

50代とかなってから800万近い収入をもらっても遅い・・・
もちろん40代、50代になってからフリーランスになってもメリットは大きいですが、最もメリットあるのって若い20代30代だと思います。
フリーランスエンジニアになるなら若ければ若いほど。
つまり、”今” が最もいいタイミングなのです。

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